部屋を探す時にまず大切になってくるのは、自分の条件に合った物件を探してくれる不動産屋を選ぶということです。不動産屋との相性が悪かったら、思うように部屋探しが進まないのではないでしょうか。不動産選びのポイントをチェックしましょう。
賃貸物件を探すにあたって、対応の良い不動産屋を見つける簡単な方法は、その業者が賃貸専門か否かを確認する事です。宅地建物取引業法では、賃貸物件の媒介手数料は法律で定められており、業者はその範囲を超えた手数料をとる事ができません。つまり、業者側からすると、賃貸の斡旋は利の薄い商売であり、自分の手持ちの不動産を売る方が何倍も得なのです。その為、自社開発物件の販売と賃貸の斡旋を両方行っている会社では、あまり熱心に賃貸物件を探してくれない可能性があります。 逆に、賃貸を専門に扱っている会社はそれしか収入源が無いので、契約をとるために、必然的に対応が良くなります。賃貸専業か否かは、会社のホームページ等で簡単に確認できるので、業者を選ぶ際は必ず事前にチェックしましょう。
もう一つ大事な事は、複数社の中から選ぶことです。最初から1社に絞るのではなく、できれば2～3社の不動産屋に同時にアプローチし、その中から感触の良い業者を選ぶ事をおすすめします。ネットの口コミなどからお店を決めても、スタッフが数名いる不動産屋の場合、対応の良し悪しは人によりけりなので、評判通りの対応の良いスタッフにあたるかどうかは運次第です。また、一旦担当者が決まると、大抵の場合、最後までそのスタッフと向き合うことになります。その為、複数社に声をかけることで、良い担当者に出会う確率を高めることができるのです。 それ以外に、複数社に声をかけことは、より多くの物件に目を通すことができるといったメリットもあります。そういった観点からも、最初は複数社に声をかけた方が、良い住まいを見つけられる可能性を高められるのです。
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